続:草取りだけでナチュラルガーデンの道「カタバミって何?」

以前、家の庭を草取りだけでどこまでナチュラルガーデンに出来るのかと言うブログを書きました

https://fellkate.com/2021/04/28/

その時のメインの雑草は

スギナと蛇イチゴ

 

あれから毎朝ウォーキング後の20分を草取りに当てて、残すと決めた蛇イチゴはそのままにスギナとの格闘が続いていました。でも毎日取っていると段々とコツを得てきて、手袋越しにも感覚だけでスギナの根本が分かるようになってきました(笑)。

 

そんなある日草取りをしていると、やけにパチパチする事があるのに気が付きました。このパチパチは何なんだろう???小さい虫が飛んでいるのかな?(確かに飛んでいますが)、それじゃないっぽい。急にすごい勢いで何かがパチパチと飛んできて顔に当たると結構痛いくらい。

 

 

何?何?何!

 

 

とよく見ると、犯人はコレ

これは「カタバミ」と言う草で、一見すると小さいクローバーに小さい黄色い花を付けて、そこに黄色いモンシロチョウが飛んで来て、一気にメルヘンの世界に連れて行ってくれるのですが、実はコレのタネが大変な事になるのです。

 

 

植物が繁殖するには花粉だったり種だったと色々あると思いますが、このカタバミは種で増えていく草です。そして草が成長してそのタネの袋が大きくなると、ちょっとした衝撃で一気に弾けます。その弾けたタネがパチパチと激しく飛んで顔や体にかかります。ネットで調べると2mくらい飛ぶそうです。

 

 

この小さい花を付けるクローバーも蛇イチゴと一緒にグランドカバーにしようと敢えて抜かずに残した結果、歩くたびにパチパチと大騒ぎ(涙)。そして、育ってくるとグランドカバーみたいに横に這うと言うより、モコモコしてきて葉の色も黄色味を帯びてちょっとモサく雑草感が否めません。

 

このカタバミは賛否両論で、土に窒素を発生させないから良くない草と言う人と、これだけしつこい草なら花も咲いて可愛いしグランドカバーにしても良いのではと言う人がいます。

 

私も最初はグランドカバーにしてみようと思ったのですが、「このお庭って元々は全て芝生にしたかったけど、上手く行かなかったようですね」とご近所さんから聞いていて、確かに手前は芝生だけど、奥に行くにつれ芝生っぽいのと色んな草が混じっている感じです。

と言うことは、もしかしてこの手の雑草が無くなれば芝生が多少復活するのかしら?なんて思い、びっしり生えたカタバミを抜いてみる事にしました。

 

 

でも、ちょっとの衝撃でパチパチ顔に当たってうるさいので、マスクの他に目を守るべくメガネも掛けてと言う状態。そして、最も厄介なのは

 

見えている草(タネや花もついているところ)から根本がかなり離れている事。まだ成長してない時は葉の真下が根本ですが、かなり成長すると根本から葉までの間がくねくねと絡み合っていて、両手でたぐり寄せないと根本が分かりません。しかもその間なるべく衝撃を与えないようにしなくてはなので結構なお手間でスギナと違って片手でポンポンとはいきません。(汗)

 

抜く時の様子

 

 

 

いやいや、でもこの時期から比べれば綺麗になった(笑)

 

 

 

そんなこんなで格闘しながら使用前使用後はこんな感じです。

使用前

 

使用後

 

 

何となくぼやけていた庭の緑色が復活したようです。そして嬉しい事と残念な事がひとつずつ。

嬉しい事
カタバミの勢いに押されて枯れてしまったと思っていた蛇イチゴが顔を出しました!

残念な事
花が無くなったせいかモンシロチョウの姿はめっきり少なくなりました。黄色いモンシロチョウフェチの私としてはちと残念です。

 

 

何はともあれ、これで奥の芝生が少しでも元気になれば面白いのですが。そして、また残しておきたい草を発見!

 

 

この周りは綺麗に草を取ってどうなるか見守ります。終わらない草取り、でも終わってしまうと寂しさを感じそうなので朝の日課として瞑想(集中)にちょうど良い時間です。

 

そして冬を越せず一気に枯れた鉢植えのユッカを畑に植え直してみたら見事に復活してきました!やっぱり地植えって凄いです!

と言う事で、真夏にはこんの事はしていられないと思うのでそれまで楽しみます。

ありがとうございました。


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KOZ
フェルトクリエーター誰でも簡単に縫い物が楽しめるYouTobeチャンネル【 ぬいものじかん~フェルケイト】の開設や、オリジナル雑貨ブランド【kuisti クイスティ】を展開

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