刺繍って難しい・・・種類もやり方も糸も豊富で、気軽にはチャレンジ出来なかったりするものです。でも以前紹介した毛糸の刺繍はデザインの淵だけを刺繍するので、短時間で割と簡単。
かんたん 刺繍 並縫い その２ （刺繍する）
これは割と素材重視の刺繍で、毛糸の糸が勝手にぽっくり感を出してくれたり、フェルトとの相性も抜群なので、刺繍が少なくても存在感があります。
もし、この簡単刺繍にチャレンジ済みでしたら、次はこちらの刺繍いかがですか？こちらも前回の刺繍と同じく「なみ縫い」のみです（正式にはランニングステッチ）。
では作り方です。
前回は超簡単なデザインでしたのでフェルトに直接デザインを描きましたが、今回はまず紙にデザインを描きます。女子は「フクロウ」好きですね。
デザインを描いた紙を刺繍したい布地にマチ針で止めます。
次にデザインの線に沿って簡単な並み縫いをします。最終的には糸を抜くのであまり細かく縫う必要はありません。
線を全て縫うとこうなります。
そして紙を剥がします。
全て剥がすとこうなります。
ここからは決めた色の糸でひたすら「並み縫い」をします。
ポイント
刺繍スペースの小さい所からスタート。
なぜ？
・最初はステッチ同士の間隔や、列同士の間隔の好みがはっきりしませんので、何列か刺繍してバランスを見るのが良いと思います。
・広い箇所から始めると直線のはずが曲がっている事があります。スペースが小さければすぐ修正ややり直しも出来ますよね。
ご参考までに・・・細かければ細かいほど色を塗ったような刺繍になりますので、チャレンジする際はデザインが大き過ぎると途方に暮れてしまうので、小さめにするのがオススメです。
並み縫いに慣れて間隔も掴めてきたら、こんな感じで串縫いも可能（笑）。
それ本当に出来上がるの？？？と心配そう
しまった・・・工程の写真はありませんが、目の刺繍は外側から中に向かって並み縫いです。渦巻きのような繋がった円ではなく、一つずつ円が小さくなっている柄です。目の黒い玉は、表側で結び止めをしています（別の作品の例）。
渦巻きのような繋がった円ではなく、一つずつ円が小さくなっている柄です。
目の黒い玉は、表側で結び止めをしています（別の作品の例）
胴体の刺繍が完成したら羽根の刺繍です。羽根は胴体より立体的にしたいので、毛糸を使います。毛糸の刺繍はステッチの間隔をきちんと空けるのがポイントです。
最後にアウトライン用の並み縫い糸を抜いて完成です（パチパチパチ）。
裏は大騒ぎです（笑）
この刺繍は、ただひたすら並み縫いだけなので、一気に根詰めて仕上げると言うより、寝る前のちょっとした時間や、出張中のホテルでの暇つぶし（私はそうでした笑）など、長い目で楽しむくらいの気持ちで始めてみてください。または、チクチクしながらお茶会とかも良いですね。
そして完成品を額に入れたり、ミシンがあればバッグやポーチにしてみたりなど。私はちょっとそこまで出掛ける用の手提げにしてみました。
好きなデザインで簡単・のんびり刺繍を始めてみませんか？
ありがとうございました。
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KOZ