ふとしたきっかけで、エコヴィレッジへ
(今回は長文のため前編後編バージョンです)
とある日の事、ダンナさんとちょっと遠出をしてホームセンターでお買い物。お互いに買い物があったので別々に行動していると、
遠くの方からダンナさんの声が聞こえて来る。どうやらガズレレYouTubeを見てくださってる方に声を掛けられたようで話をしている様子。
そして何気に盛り上がってる(笑)。お互い買い物も終わって合流すると
「おもしろい人に声掛けられた」
「ウクレレ関係の人?」
「いやモバイルハウスを家にして住んでるらしいんだけど、最近テレビにも出た事があるんだって。しかもあの、ザ・ノンフィクション!」
「それはスゴイね!」
ザ・ンフィクション(フジテレビ)と言えばまだ我が家にテレビがある頃に、よく見ていたドキュメンタリー番組。
かなりリアルな内容でそれによっては色々と考えさせられる事もあるので軽めのを選んで見ていました。
その日の夜、ダンナさんは今日会った人達に興味深々のようで、ネットで色々調べ始める。
「人達」と言う事で、今日お会いしたのはお二人。
お一人はトラックに積んだモバイルハウスを拠点に日本全国を旅して暮らしている方。
もうお一人は「廃材エコヴィレッジ」というコミュニティスペースを運用されている方。
ダンナさんはこのどちらの方にも興味を持ったらしく何度かやり取りをしていて、突然「遊びに行く!」と言い出し日程がポンポンと決まり、小心者の私は若干大丈夫かな?と思いながら一緒に行く事に。
ジブリ?ガウディ?不思議な空間
訪れたのは相模原にある田舎のとある集落。どんどん山道を進んでいきます。
道路脇には何日か前に降った雪がまだ残っている状態。
どんどん進むとポツンとトンネルが現れて
なんだか千と千尋の神隠しを思い出す
初めて訪れる場所というだけで何だかドキドキしてくる。そして現地に到着。写真を撮って良いのか分からなかったので、前半は殆ど撮らず(後で後悔)初めましてのご挨拶と同時にこちらの村長飛龍さんにエコヴィレッジを案内して頂く事に。
なんと廃工場を基に作られたエコヴィレッジの材料は99%廃材だそうです。でも、ただあるモノを組み合わせているんじゃなくて、飛龍さんのインスピレーションで施設全体がデザインされている感じ。何人かで作られている(今も続いている)そうですが、飛龍さんの頭の中の世界をみんなで作り上げているんだろうなと思わせる世界観がスゴイ!
建物全体は和洋折衷で、和で言うと「ジブリ」を思い出して、洋で言うと「ガウディ」を思い出す感じ。ハンギングチェアがあるかと思えば、畳の部屋があったりととにかく不思議な空間。梯子で2階に上がると建物をぐるっと一周出来る仕組みになっているので、子供たちが遊ぶスペースとしても良いし、天井が低くなっている分お籠り感もあって読書とか進みそうな感じもします。
建物の外にも五右衛門風呂やコンポストトイレ、敷地の横を流れる沢を利用した飲料水や太陽光発電、広場には子供も大人も遊べるアスレチック的スペースなど、殆どを廃材で作っているからスゴイ!
あーーーこんなにスゴイのに写真が無いなんて。。。。。。。と思ってサイトを調べていたらきちんとご紹介している記事がありました!
こちらを見て頂ければ私のビックリマークだらけの文章より「エコヴィレッジゆるゆる」がどんな場所、どんな面白い活動をされているのかご覧頂けますので是非ご覧になってください。
心穏やかに“ゆるゆる”できる場所。
〈廃材エコヴィレッジ〉を訪ねて
https://colocal.jp/topics/lifestyle/ecovillage/20190508_124752.html
万華鏡の世界
記事でも載っていますが飛龍さんのもう一つのご活動が「万華鏡作家」です。その万華鏡を見せて頂いたのですが、とっても素敵でした!手に持ってクルクル回す万華鏡
の、他に飛龍さんを代表する万華鏡は本体をテーブルの上に置いて覗き込みハンドルを回して見るタイプ。
覗き込んでみると想像した何倍もの迫力で模様が飛び込んできます。
覗き込むと
凄く綺麗!!!!思わず声が出る(笑)
そしてそして、私がもう一つ感動したのは飛龍さんが以前描かれていた絵画。私は難しい絵はよく分からないけど、飛龍さんの絵画はクレヨンと色鉛筆を主に使われるそうで何とも吸い込まれるような感覚で思わず「販売はしてないんですか?」と聞いてしまいました(笑)が、もう売れてしまって今は殆ど手元には残っていないそうです。
あ~本当に素敵な絵画でした。画集も素敵でしたがこちらもやはり存在しないそうです(涙)。
いや〜本当にスゴイ!そして後編へと続きます(次回はもうお一人の方のお話です)
ありがとうございました。
フェルケイト (フェルトクリエーター)