毛糸刺繍にオススメな糸

簡単ぬいもの研究室では、初心者さんでも簡単に出来るコツコツと同じ工程を繰り返す刺繍をご紹介しています。そんな刺繍にオススメなのが

 

毛糸でなみ縫い(ランニングステッチ)

 

です。そんな毛糸刺繍にオススメな毛糸は針穴に毛糸が入れば何でも良いのです。でもあまり太すぎると刺し直す時に針穴が目立ち過ぎるかもしれないのでそこは程々に。

私のオススメはこちら

【小巻cafe demi】

 

適度な細さでひと縫いである程度存在感があるラインを出せるのと、色味が豊富な事。簡単な図案でも色を組み合わせればオリジナル感のある刺繍が出来上がりますよ!

 

 

簡単ぬいもの研究室でも愛用しております。

ぜひお試し下さいね。

 

 

ぬいものじかん展開催記録③『一人でやる展示会』

ぬいものじかん展開催を綴った連載ブログです。

これまでのブログ

ぬいものじかん展開催記録①「ぬいものじかん展開催に至るまで」
ぬいものじかん展開催記録②「「どんな展示会にしたい?」

 

今回は初めての「一人で開催する展示会」なので準備する事は一から十まで。名古屋で開催した時は会場の予約はガズさん、レジ関係はG-Laboのスタッフさん、会場の大物什器のセッティングはライブハウスのスタッフさん、当日のヘルプは名古屋在住のガズさんのお姉さん等など、力になってくれる方が沢山いてくれました。

 

 

でも今回はそれらを全て自分で段取りしていく。

27年間雑貨店の現場で色々な経験をしてきた私なので、不安な反面少しワクワクしていたりしました。販売の現場ではアルバイトから社員になって商品のカテゴリーを担当するようになり、仕入れやプロモーション、ディスプレイなどを経験させてもらい、後半は店長からスーパーバイザーへそして販促業務など店作りに関わる事もしていました。

 

 

そんな経験もあり、全部一人で進められるように色々と段取りやスケジュールを考えて進めていたつもりですが、よく考えてみると・・・

 

 

・告知のタイミングや内容はガズさんに教わり

・ガズレレでも何度も告知をしてくれて

・お会計用のレジもG-Laaboさんにお借りして(登録までして頂いて)

・展示会の応援スタッフにも恵まれて

・ガズさんが展示会の荷物をヤマト運輸まで運んでくれて

・ギャラリーでは大きな段ボールを2階の会場まで運んで下さっていて(階段)

・終了後は大勢の人が片付けを手伝ってくれて

・帰りはガズさんがジムニーで私も荷物も運んでくれて・・・

 

 

どうやら一人でやる展示会ではなかったようです。色んな方の助けがあって出来た展示会に改めて感謝です。

でも会場設営は時間を掛けて一人で行いディスプレイ好きを炸裂させて頂きました。何も無い真っ白な空間がどんどん自分が思い描いた空間に変わっていく様はやはりワクワクするものですね。

 

 

お店作りもこんな感じ

 

真っ白な空間がどうなるのか

 

 

しかい一人でのコンパネ(テーブル用の板)運びは流石に重かった(笑)。

この板は重たかった〜

 

さあ!いよいよ3日間の展示会です!

 

 

 

 

 

 

築30年賃貸平家の玄関に照明を付ける

築30年のおうちで暮らすようになって一年が経ちました。築30年て正直そんなに古民家みたいにすっご〜い!とかは無いのですが、『和テイスト』という所に趣があります。

 

そんな和テイストな平家の玄関はとても広いです。例えば3階建ての戸建てとかだと階段に繋がる空間として必然的に広くなる(見える)事はあるけど、何せ平家で玄関が本当に広いのは、昔ながら(玄関先でお客さんと話すとか)的な感じです。でも個人的には広い玄関に憧れを持っていた私はとてもお気に入りです。

玄関正面の飾りスペース

 

そんな玄関の天井には大きな照明が付いていて、脱衣所やトイレに行く時にその玄関を通るのですがその度にちゃんとした照明を付けるのが何となく勿体無くい(と言うか大袈裟)なので、乾電池式のセンサーライトを買ってみました。因みに玄関にコンセントが無いで乾電池式です。その点は少し不便ですね。

ネギが良い味出してます

 

 

これなら通る時だけ自動で明るくなるので良いな!と使っていたのですが、足元に置いてあるより目線位の方が空間が明るくなる?と手で上げてみると何だか旅館の廊下みたいで素敵💓。

 

 

 

しかしこの高さをキープする賃貸で出来る方法って???

 

💡💡💡!!!!

 

 

 

用意するのはこちら

 

センサーライトの奥行きに合わせて

 

 

真っ直ぐにカットします

 

 

長いのと短い(ライトが乗る方)のをL字にセメダインで固定

 

 

それをこの長押(なげし)の前にピタっと添えて、クランプ(赤いやつ)でキツく挟みます。

 

 

良い感じじゃない!

 

 

念の為人の動きに反応するか確認してみる。

 

 

動作確認完了!という事で我が家の定番「水性ウレタンニス(けやき色)」を塗って出来上がり!暗くなって照明が付くとニスの照りが映ってとても綺麗です。

 

 

長押(なげし)は賃貸DIYの可能性の塊です(大袈裟?)。

世界一簡単な賃貸リノベ

今暮らしている南信州のおうちは築30年の和テイストな平家。和テイストとは言え、まだ築30年だからそんなに家の造りに不便は感じない。とは言いつつちょこっと「ここがこうだったらな〜」という所はあって、最近その一つを解決する事が出来た。それはリビングと縁側の仕切りの引き戸。

 

夏は引き戸という引き戸を思い切り開けて気持ちの良いリビングからおうち全体を見渡す眺め。

夕方も素敵です

 

 

 

一転、冬は寒さ対策で引き戸という引き戸を全て閉めます。そうなるとリビングは一個の四角い箱になって、縁側や和室への繋がりや開放感が無くなる。そしてその引き戸の色は濃い茶色。

 

 

実は引っ越し前の内覧で気になったひとつがこの茶色い引き戸。一枚なら全く気にならないけど、縁側〜和室の流れで引き戸を閉めると3枚連なっている。これが何気にリビングの印象を圧迫しているなあと思っていて、実は大家さんには綺麗に張り替えが出来るなら好きな色に張り替えの許可を頂いていて、明るいグレイのシートを購入してあったのです。

 

 

でも人間の慣れって凄いなと思うのが、暮らしているうちにというか夏の間は気にならないから「このままでも良いか」と思っているとあれよあれよと涼しくなって何日か引き戸を閉めるようになると、やっぱり気になる。

どうしてここまで気になるかと言うと南東にあるリビングは午後には茶色い引き戸の壁で暗くなって縁側の明るい眺めも無くなって、お昼のポカポカ縁側を眺められなくなるのです。

???という事は引き戸の色を明るくしても意味がない?この縁側の引き戸自体をガラスにして見通せるようにしたい!

 

 

そんな時たまたま旦那さんの実家でそんな話になると「お友達に施工会社さんがいるから紹介してあげる」と言われ、カタログと見積もり等々連絡を取り合い賃貸リノベにはちょこっと高いリノベかもしれないけどガラスの引き戸を思い切って購入。しかもガラスの周りは隣の焦茶色に合わせる事なく悩んだあげく「白」。そして付け替えてもらうと・・・・

 

 

 

ジャーーーーーーン!!!!!

 

 

素晴らしい!!!!!

めちゃ明るい!!!!

しかもリビングに奥行きが出て広く感じる!

 

 

改めて近くから、使用前仕使用後

 

 

 

私の妄想の説明ではピンと来ていなかった旦那さんも大絶賛!!!!冬も大好きなリビングになりました。因みに閉まる時のクッションは入れていないので開け閉めは静か〜にして様子を見ます。

曇りの日もまた素敵

 

今回のリノベは引き戸を交換するだけ。しかも引っ越す時は引き戸を戻せば大丈夫。でも私の読みではこのままにしておいて下さいと言われるのでは(というくらい素晴らしい)。。。築30年の引き戸がメインのおうちだから出来た賃貸リノベです。ご参考までに。

ぬいものじかん展開催記録②『どんな展示会にしたい?』

ぬいものじかん展開催を綴った連載ブログです。

ぬいものじかん展開催記録①『ぬいものじかん展開催に至るまで』

 


「ぬいものじかん展」名古屋と東京の大きな違いは主に3つ。

 

①開催期間(時間)
名古屋はガズレレイベントのアイドリングタイムに開催の為イベント当日の2時間(13時〜15時)。対して東京は週末にかけての3日間(金土日)で時間は12時〜18時の間で自由に設定。

 

②単独での空間作り
名古屋ではガズさん(旦那さん)が携わっているG-Laboウクレレとで会場を二分してウクレレPOPUP SHOPも同時開催。そしてG-Laboスタッフの青山さんとのトークショーやウクレレ試奏の音色などで自然と賑やかな雰囲気になりました。対して東京は木造戸建ギャラリーの2階部分を丸々お借りして何と「ぬいものじかん展」だけで開催する事に。

 

③単独での開催
名古屋での開催は、ガズレレイベントの空いた時間を使わせてもらいました。なので私がゼロから決める事は何も無し。対して東京は、会場探しから始まり日程、内容、予算、開催までのスケジュールなど全て自分で決める。そして何と言ってもガズレレを介さない自分の初のイベントである事。

 

漠然と「出来たら良いな〜」と思っていた事が、会場代を振り込んだ瞬間から急に真実味が増してくるものです。とは言えまだ開催まで半年先。

 

 

展示会でやってみたかった事

先に書いたように今回の展示会は何と言っても期間と時間があるので、「ぬいものじかん」を始めてからやってみたかった事にチャレンジしてみたい。

 

 

それはワークショップ!

これまでワークショッを開催した事はあるものの、実はガズレレを介してウクレレグッズに関係する内容でした。なのでいつか「ぬいものじかん」として開催してみたいなと思っていたのです。

 

でも、ウクレレグッズでも無いし、暮らしに欠かせないモノでも無いし、そもそも動画を見て作れるようにご紹介しているんだから、改めてワークショップに参加したい人なんているのだろうか?という不安。

 

そんな不安を無くしてくれたのは旦那さんのガズさん。そもそも展示会自体を有料設定にしようかとか、ワークショップが定員になるだろうか?と思うのは、会場を借りてホテルや高速バスも予約してとスタートからコストが掛かっているから。

それを埋めるには、埋めなくては、と不安になっている私が居りまして、そんな私にガズさんは

 

「これはいつも頑張っているこずえさんへ、ガズレレからのボーナスです!」と。つまり、ぬいものじかん展の固定費に関しては収支を気にするなという事。

 

 

「え!良いの!」

 

「ボーナスですから」

 

確かに今の私が一番やってみたい事は海外旅行でも、ブランド品の服でも、豪華なディナーでもなく、今まで作ってきた作品をリアルに展示した空間を作って、自分もそして来て下さった方にも楽しんで貰いたい事。

 

これってスゴイボーナス!!!ここから一気に自由な気分に。

 

が、そこでまた一つの想いが。それは

 

 

「わたしの」に拘りすぎないこと。

ガズレレに関する事も「ぬいものじかん展」に馴染めば取り込んでいく。それには展開方法に私の感覚をしっかり入れてみる。

 

そして3日間予定したワークショップのうち1日はガズレレファンの方も参加して頂ける内容に。普段、縫い物からは離れている方でもウクレレの音事情に困っているかもしれず、動画の説明だけではやっぱり作れない、、、なんて事があるかもしれない。

そうです!ぬいものじかんとガズレレのコラボという事で、1・2日目は刺繍、最終日は「ウクレレサウンドホールビスケットを作ろう!」に決めました。

 

 

そしてワークショップの環境で決めていたのは

・少人数

これまで大人数での開催が多く参加して下さった方としっかりお話し出来なかったので、今回はどうって事ない会話を楽しみながら時間を過ごしてみたい(ボーナスならでは)。

 

・開始時間は一般公開前(途中から会場一般公開)

ワークショップは会場公開の1時間前にスタート。参加して下さる方々にぬいものじかん動画で流れているBGMをバックに少人数ならではの会話を楽しんでチクチクして頂きたい。そしてお互い解れてきた頃に会場に一般のお客さんがいらっしゃるという妄想。

 

そんな妄想をしているなか私のLINEにピコンとあるデータが送られてきました。

それは「ぬいものじかん展楽しみですね〜」のコメントと共に私の似顔絵イラストが!しかも、ミミズク・うさぎ・ライオン・魚と作品も一緒に居る(笑)!

これはガズさんのオリジナル曲「あるく」のMV制作を担当して下さった吉岡さん(ima studio)が

 

「ちょっと今やっている案件のひと休み時間に描いたファンアートでーす!」との事。

 

分かりやすく説明するなら、良い昭和感、日ぺんのミコちゃんを思い出させるイラスト。私には到底描くことが出来ないテイスト。そして不思議なのは「何となく私に似ている」のです。このタイミングでこのイラストと出会うなんてワークショップご案内に使わせて頂く事確定です!。

 

もうひとつのやってみたかった事

 

それは作品に触れて頂くこと。私も数少ないながらも作品展示の個展に行った経験があります。そこには素敵な作品があるのですが、そんな時いつも思うのが

どんな触り心地なんだろう?

裏は(刺繍など)はどうなっているんだろう

 

でもそこには「お手に触れないでください」とある。目だけでなく使った布や、縫った糸の重なり具合を手で感じてみたいと思う私がいました。

そうは言っても販売させて頂く作品に手を触れられてはあまり良くないのでは?と思いますよね。でもお店で販売しているモノって必ず触れてから購入しますよね?今回はせっかくのリアルイベントなので出来る限り五感で楽しんで頂きたい。

 

という事でぬいものじかん展の会場に貼るメッセージは

「お手に触れてください(消毒されて)」

でいこうと思います。ワークショップには参加出来なくても参加している感覚を楽しんで頂けたら嬉しいなと。

 

展示会場での雰囲気とBGM、少人数のフェルケイターさんと密に過ごす時間、そして告知用のアイコン。やってみたかった事の妄想が少しずつ現実になってゆくの実感しています。

 

 

〜つづく〜