私がおうちギャラリーを始めたわけ(Guest / hiromi_U)

やってみたり行ってみたり、そして時にはこだわってみたりと素敵な人のポップなひと時を覗くゲストブログ。

本日のライター/hiromi_Uさん
「渋谷のおうちギャラリー&キッチンスペース」という、渋谷駅から徒歩5分の可愛い一軒家でミニギャラリー&キッチンが使えるレンタルスペースを運営。渋谷とは思えないホッとする空間とhiromiさんのお人柄にリピーターも多い。


私の個人事業主としての屋号はオフィス・ケープアンと言います。

 

ケープアン=Cape Annはボストン郊外の港町です。何年か前、アメリカに住んでいた頃この街が好きでよく通っていました。

 

ここはアーティストコロニーといってアーティストたちが居を構え作品を作っています。そして小さくて可愛いギャラリーで作品を売っているのです。中には自分の家の庭で売っている人もいます。

 

レンタルスペースを作ろうとしたときに最初に頭に浮かんだのは、この街の素敵なギャラリーでした。



 

可愛い看板を掲げたギャラリーがやりたいな・・・
そんな夢を抱きながら、一方ではちゃんとしたビジネスがしたかったのです。

 

ビジネスとしてやる以上はお金の問題は避けて通れません。何も実績のない主婦には銀行はお金を貸してくれません。資金調達をするために助成金を取ろうとしました。

 

そのために地元の信用金庫に打診しましたが、相手にされないところもありました。唯一私の話を聞いてくれた信金さんと取引をすることができ、資金調達ができました。その信金さんとは今でも良い付き合いをしています。

 

ビジネスだから友達頼みではだめ。経営の本を読みまくり、友達ではないお客様を集めるためにはどうしたら良いかしら?と頭をひねりました。

 

ホームページを自分で作り、お申し込みフォームを設置し、キュリオロックを設置し、一人でも運営できるレンタルスペースを作り上げてきました。

 

私が運営したかったのはご利用者さんと良い関係を作るレンタルスペース。

友達をお客様にはしたくはなかったけど、お客様が友達になりました。

 

思い描いた理想の形。

コロナにも負けずに今年、8年目に入ります。


profile
hiromi_U
レンタルスペース「渋谷のおうちギャラリー&キッチンスペース」を運営。渋谷駅から徒歩5分の一軒家でミニギャラリーやお料理・プチパーティが出来る場所を提供。編集長のゲスト紹介ページはこちら

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